国際的なサイバー犯罪集団「ロックビット」の主要メンバー2人が、日本を含む10カ国の国際捜査で摘発された。

警察庁によると、「ロックビット」は身代金要求型ウイルスを使ったサイバー攻撃の4分の1に関与する犯罪組織とされ、世界各地の重要インフラなどに被害を与えてきた。
欧州刑事警察機構が主導し、日本を含む10カ国による国際捜査で主要メンバー2人を逮捕した。

また捜査当局は、「ロックビット」が盗んだ企業の情報を暴露していたサイトの閉鎖にも成功した。
一方、警察庁のサイバー特捜隊は、「ロックビット」が暗号化したデータを復元するツールを独自に開発した。今後、各国で活用されるという。