青森・八戸市で21歳の母親と交際相手の男が、5歳の娘を虐待死させた疑いで逮捕された事件。児童相談所は2023年、2度の虐待の通告があったものの、親子と1回しか面接できなかったことが分かった。

宮本菜々美容疑者(21)と交際相手の関川亮容疑者(31)は1月7日、娘の望愛(のの)ちゃんを浴室で水を浴びせて放置し、死亡させた疑いが持たれている。

児童相談所には7月と9月の2回、虐待の通告があったが、宮本容疑者側の都合で10月末まで面接できず、面接はこの1回のみだったという。

青森県八戸児童相談所 細越亜起子所長:
他にケガをしているお子さんの通告が相次いでおりまして、どうしてもそちらの方を優先してしまったというところはある。

交際相手の関川容疑者は「お漏らしをしたので、寒い思いをさせれば言うことを聞くだろうと思った」との趣旨の供述をしているということだ。
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