話題のアートが秋田に登場した。作り方はシンプルだが、仕上がりはまるで芸術家。
気軽に楽しめる自分だけの作品作りを佐藤愛純アナウンサーが体験した。
“同じ柄にならない”話題のアート
2023年12月に秋田市保戸野にオープンした「くま~ぶるART」。
![カラフルなクマやウサギがずらり](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/8/e/700mw/img_8eef9267b169224b6e843a7c31c8f737618581.jpg)
店内にはカラフルなクマやウサギが並んでいて、一つとして同じものはない。どれも芸術的だが、どうように作るのだろうか。
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ディーディーホーム・伊藤主具瑠社長:
真っ白なフィギュアに絵の具をかけて、オリジナルフィギュアを作ってもらいます。
指導してくれたのは伊藤主具瑠さん。住宅や店舗の新築やリフォームなどを手がける傍ら、秋田県内初の「ベアーアート」を始めた。
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ディーディーホーム・伊藤主具瑠社長:
自分が体験して楽しかったというのが第一だが、東京などで流行していて、秋田にないものをやってみたいと始めた。
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「ベアーアート」とは、いま世界で人気を集めているポーリングアートの一種。ポーリングアートとは、違う色同士を混ざり合わない状態にし、いわゆる「マーブル模様」を表現する技法だ。
![佐藤アナは「ウサギ」をチョイス](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/0/c/700mw/img_0c07580261e903580d023c11d5361f6a549684.jpg)
土台のフィギュアはクマやウサギなど7種類あり、大きさもさまざまだ。佐藤アナウンサーは貯金箱にもなる「ウサギ」を選んだ。
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まずは、34色ある絵の具から3色を選ぶ。今回はオレンジ、黄色、白のビタミンカラーをチョイスした。色が混ざり合わないようにする特殊な塗料を入れたら、一つのカップにまとめる。
ディーディーホーム・伊藤主具瑠社長:
一色ずつ全部入れてもいいし、交互に少しずつ入れていっても大丈夫。そこから好み。仕上がりに結構影響する。色が出てくる順番とかが結構重要なので。
![フィギュアに絵の具を“かける”!](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/c/8/700mw/img_c8186ca8675106e1a99bcee45f6679fb388407.jpg)
どのように色が出るのか想像がつかないまま、フィギュアに色付け。絵の具は「塗る」のではなく「かける」という。
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液体特有の予測できない動きから、美しいマーブル柄が浮かび上がる。決まった方法やこつはなく、気の向くままにかけ続けるだけ。この工程を2回行い、好みで装飾したら完成だ。
![美しいマーブル模様が浮かび上がった](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/c/9/700mw/img_c930c00b7ae12ab15e34fd1ea2c9ed27451308.jpg)
佐藤愛純アナウンサー:
絵の具は絵を描くためのものとしか思っていなかったが、絵の具の新しい楽しみ方を感じた。あと、自分の中でこうありたいというのは、作品を作るときに絶対あると思うが、それが全く思い通りにいかないので、自分の中の芸術のこうあるべきが壊された気がする。
ディーディーホーム・伊藤主具瑠社長:
同じ柄には絶対にならないので、それが一番良いところかなと思う。
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体験時間は約30分と、短い時間で気軽に楽しめるのも魅力。オープンから約1カ月で、高校生や家族連れを中心に100人ほどが体験していて、注目度の高さがうかがえる。
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また、フィギュアと合わせて作れるキーホルダーも人気だ。(フィギュアを作成した人のみ体験可能)
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ディーディーホーム・伊藤主具瑠社長:
とても簡単にできるので、小さい子どもから家族連れ、カップルで来てもらえれば、必ず楽しんでもらえるので、ぜひ体験してほしい。
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難しいことは考えず、好きな色を入れてかけ流すだけで、世界に一つだけのオリジナル作品を作ることができるベアーアート。世代を問わずに楽しめるアートだ。土台のフィギュアや絵の具の種類は今後さらに増える予定で、訪れるたびに全く違う作品を生み出すことができそうだ。
予約はSNSの予約サイトで受け付けている。
冬の思い出、自分だけの作品作りに挑戦してみてはいかがだろうか。
(秋田テレビ)