盛山文部科学大臣との関係をめぐり、旧統一教会の友好団体が選挙で支援したと証言した。団体の幹部らがFNNの取材に応じ「電話で投票の呼びかけを行った」などと話した。

これは2021年の衆院選前、盛山大臣が、 旧統一教会の友好団体が主催する会に出席したとされる写真。

この団体の幹部がFNNの取材に応じ、盛山大臣がこの場で、事実上の政策協定にあたる「推薦確認書」にサインし、「推薦状」を受け取ったと証言した。

旧統一教会の友好団体幹部:
盛山先生をお席に案内して、そこで推薦確認書が(置いて)ありまして。「じっくり見ていただいて、良ければサインしてください」と。

旧統一教会の友好団体幹部:
もし書かれたら、推薦状をお渡ししようとして準備しておりましたので、それを授与するということをいたしました

さらに、この団体の複数の信者は、衆院選で盛山大臣を支援するため、大臣の後援会の名前を使い、20人ほどが電話で投票を呼びかけたと話した。

選挙を手伝ったと証言した旧統一教会の信者:
多い時には1日に200件とかありましたし、できるだけ沢山の方に支援していただこうということで。
一方、盛山大臣はきょうの会見で、選挙の支援を求めたことはないと、改めて否定した。

盛山文科相:
私の方から選挙応援の依頼をしたという事実はございません。そして、事務所以外の所で何が行われていたかを知りうる立場にありません。
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