台湾の半導体製造大手TSMCが熊本県内に建設を検討している第2工場について、第1工場に続き菊陽町に立地することが関係者への取材で分かった。TSMCが2月上旬にも正式発表するとみられる。
TSMC第2工場も熊本・菊陽町に立地へ
これは、坂本哲志農水相が1月28日、地元の会合で明らかにしたものだ。この中で坂本農水相は「第2工場の菊陽町への立地について、TSMCが2月6日にも発表する見込み」と述べたという。

TSMCは国内で初めてとなる工場を熊本・菊陽町に建設中で、10月から12月の量産開始を目指している。

また、TSMCのマーク・リュウ会長は第2工場について1月18日の決算説明会で「日本政府と協議を行っている」と述べていた。
地元、菊陽町民からは期待の声が聞かれた。

菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ 直売部・石橋卓也係長:
台湾の方が多く見られるようになってきている。菊陽町への期待が大きいので、店としても外国人の客に対応できる品揃えや接客の仕方を学んでいかないといけない。
町民は商業施設や病院が増えて利便性が向上したと話す一方、渋滞を懸念しているようだ。

菊陽町民:
渋滞がひどくて、渋滞をどうにかしてほしい。昼間も渋滞していて、渋滞が一番の課題かな
(テレビ熊本)