山形・高畠町の亀岡文殊で、恒例の「星祭」が行われた。火が入った護摩壇に約2,000個の護摩木が投げ入れられ、無病息災や家内安全を祈願した。

「星祭」で無病息災や学業成就を願う

亀岡文殊で1000年以上続く「星祭」は、人の運勢を司る星のめぐりを良くし、一年の平穏を願う祭りで、毎年1月25日に行われている。

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杉の葉を積んだ護摩壇に火が入ると、寺の参拝者が奉納した約2,000個の護摩木が次々に投げ入れられた。

護摩木には、参拝者それぞれの願いが書かれていて、その多くは知恵の文殊菩薩にあやかり、試験合格や学業成就を願う受験生や家族によるもの。

訪れた人たちは、赤々と燃える炎を見つめながら静かに手を合わせていた。

参拝者たちは、「家族の健康。無事に一年過ごせるように。それだけ」「1月1日から能登半島地震でお祝い気分じゃなかったので、被災地のために祈りました」と話した。

大雪の日に当たった2024年の星祭だが、儀式の間は雪が止み穏やかな天気となった。

(さくらんぼテレビ)

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