熊本県は、「日本との関係が悪化した国が武力攻撃の可能性を示唆した」という想定で、国や鹿児島県などと2回目の共同訓練を実施した。

国・熊本県・鹿児島県などが参加

この訓練は、鹿児島県の屋久島などに武力攻撃が迫り、住民を熊本県などに避難させるという想定で行われた。

この記事の画像(4枚)

1月18日の訓練では、関係機関との合同対策協議会が開かれ、屋久島町の住民の一部を八代市で受け入れることなどについて協議。2回目の21日は、前回の内容をもとに、住民の受け入れが決まった後の実際の動きを想定した訓練を実施した。

熊本県防災センターでは職員約20人が鹿児島県や八代市と連絡を取りながら、住民の受け入れ手順を確認していた。

有事における避難民の受け入れ態勢整備

熊本県知事公室危機管理防災課・岩﨑康祐課長補佐:
我々としてもまったく経験がない業務で、最初からかなり緊張感をもって対応したが、この訓練はある程度、順調にこなせたので、この訓練を生かして次のステップにつなげていきたい

熊本県は今後も県内の自治体と連携し、有事における県外からの住民を受け入れる態勢を整備していきたいとしている。

(テレビ熊本)

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。