自衛隊の陸上幕僚副長などが今月9日に実施した靖国神社の集団参拝をめぐり、実施計画の詳細が明らかになった。
関係者によると、実施計画では、参拝目的は陸上自衛隊の航空事故調査委員会として航空安全の祈願とし、参拝の段取りなどが細かく記されている。

また、服装はスーツにネクタイ着用、玉串料は1人あたり2千円で、各部担当を通じて個人徴収と明記されている。

さらに、移動計画も分単位で定めていて陸上幕僚副長は午後3時28分に公用車で防衛省を出発し、午後4時に参拝を終え、戻る際にはタクシーを使用し、その後、防衛省の門で公用車に乗り換えることなどが記されている。

防衛省は組織的な部隊参拝を禁じた内部通達に違反する可能性があるとして調査を進めている。
(「Live News days」1月16日放送)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(9枚)