山形・舟形町の小学生が、大豆を植えるところから始めた総合学習の集大成として、豆腐づくりに挑戦した。

学びながら“食”に感謝

豆腐づくりを行ったのは、舟形小学校の3年生。

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野菜がどのように姿を変え食べ物になっていくのかを学ぼうと、学校の畑に大豆の苗を植え、この秋、約10kgを収穫した。

集大成となる豆腐づくりは、全員が初めての体験。

大豆とお湯をミキサーで混ぜて鍋にかけたあと、布でこして絞れば「豆乳」と「おから」の2つができる。そして…。

子どもたち:
豆乳を投入!

豆乳を再び鍋にかけて、「にがり」を加えて固めると豆腐が完成する。

にがり臭さを取るため、でき立てを食べるのは冷蔵庫に一晩置いてからになった。子どもたちは「おから」を試食し、「おいしいです!豆の味がします」、「豆乳みたいな味でおいしい」、「自然の味がして、柔らかい食感でおいしい」と話した。

舟形町食生活改善推進協議会・沼沢広子会長:
大豆を植えて、芽が出て成長したものが豆腐になる姿を子どもたちが見て、「食」に感謝しながら、野菜の命をいただいて元気に育ってほしい

発見がいっぱいの豆腐づくり。でき上がった豆腐はクラスみんなで味わったという。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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