暦の上では冬だが、秋を感じるおいしい話題。山形・酒田市の保育園に通う子どもたちが、自分たちで育てたサツマイモを販売した。
園児が育てた“秋の味覚”
11月17日、市役所1階の交流サロンでサツマイモの販売を行ったのは、酒田市の宮野浦保育園に通う年長組の子どもたち6人。

「紅はるか」が1袋(1.5kg)300円で、市役所の利用客や職員などが足を止めて立派に育った秋の味覚を買い求めていた。

サツマイモは地元のサンサンファームの協力を得て、2023年6月から57人いる園児全員で、園の近くの畑で栽培してきた。保育園がある宮野浦は土壌の水はけが良いことからサツマイモの栽培に適していて、甘みとねっとり感が特徴のサツマイモが育つ。

17日は子どもたちの愛らしさもあり、用意した100袋が飛ぶように売れ、30分ほどで完売。園児も「みんなが買いに来てくれてうれしかった」と満足げだった。

サンサンファーム・阿部一幸さん:
生まれ育った所に「こんなおいしいものがあった」と、大人になってから振り返ってもらえるきっかけになれば
17日の収益は、園の遠足の時のお土産や絵本の購入などに充てられるという。
(さくらんぼテレビ)