第一生命ホールディングスは、来年度の賃金を平均7%上げる方向で検討に入った。

第一生命ホールディングスの営業職員を含む5万人が対象となる。来年度、社員1人あたり50株の自社株を交付する。

現在の株価で換算すると15万円ほどになり、定期昇給分とあわせると平均で7%の賃上げとなる。

第一生命ホールディングスは、今年度も平均5%の賃上げを行っていて、5%以上の賃上げは2年連続となる。

同じ生命保険会社では、明治安田生命保険も平均7%賃上げする方針を固めていて、歴史的な物価高騰が続く中、企業の間で賃上げがどこまで広がるかが焦点となっている。