東京都内で、「グミ」を食べたあとに体調不良で搬送される事案が相次いでいたことがわかった。
警視庁は、グミに危険ドラッグに似た成分が含まれているとみて、鑑定を進めている。

警視庁によると11月3日、東武スカイツリーライン押上駅のホームで通報があった。

駅のホームで通報があり、20代の男女4人が「大麻グミを食べた」と話しているという
駅のホームで通報があり、20代の男女4人が「大麻グミを食べた」と話しているという
この記事の画像(7枚)

20代の男女4人が「大麻グミを食べて体調が悪くなった」と話していて、搬送されたが命に別条はないという。

男性の来場者が、ほかの来場者に“不審なグミ”を配っていたことがわかった「武蔵野はらっぱ祭り」
男性の来場者が、ほかの来場者に“不審なグミ”を配っていたことがわかった「武蔵野はらっぱ祭り」

また翌日にも、小金井市で開催された「武蔵野はらっぱ祭り」で、来場者の男性が配っていたグミを食べた10~50代の男女5人が、嘔吐(おうと)などの体調不良を訴えて病院に搬送された。
いずれも軽症だという。

祭りの関係者が、会場で男性が手渡しでグミを配っているのを見つけ、通報した。

祭りの主催者が、HPで経緯を報告
祭りの主催者が、HPで経緯を報告

警視庁は、これらの2つの事案に直接関連はないものの、いずれも危険ドラッグに似た成分が含まれているとみて、鑑定を進めている。

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(7枚)
社会部
社会部

今、起きている事件、事故から社会問題まで、幅広い分野に渡って、正確かつ分かりやすく、時に深く掘り下げ、読者に伝えることをモットーとしております。
事件、事故、裁判から、医療、年金、運輸・交通・国土、教育、科学、宇宙、災害・防災など、幅広い分野をフォロー。天皇陛下など皇室の動向、都政から首都圏自治体の行政も担当。社会問題、調査報道については、分野の垣根を越えて取材に取り組んでいます。