柿の木の上で動く大きな黒い影。
6日午前8時半ごろ、福井・南越前町で取材スタッフが別の取材をしていたところ、なんと目の前にクマが現れた。

柿の木をかじっていたクマは、体長およそ1.2メートル。
このあたりは住宅街がすぐ近くにあり、付近の住民もよく通る場所。
シカ用のわなにかかって動けず
クマは、柿の木に取りつけられたシカ用のわなにかかって動けない状態で、なんとか逃れようと木の幹をかじり続け、真っ二つに折れている。

口の中が傷ついたのか、木の切断面には、うっすらと血のようなものが付着。
クマは、午後になり駆除された。

近隣住民は「クマは怖い。どこで鉢合わせるかわからない」、「こっち来るかもしれないな、だからうちに残ってた柿もいでる。柿食べに来るからクマが…」と話す。
10月末までに過去最悪の180人が被害
全国で相次ぐクマによる被害。

環境省によると、10月末までの被害人数は全国で180人。
統計開始以降、過去最悪となっている。
クマは6日未明、北海道・札幌市にある住宅の裏庭にも現れた。

その様子をとらえた防犯カメラの映像では、体長およそ1.6メートルの親グマに2匹の子グマがついて行くように歩いているのがわかる。
住人は「60年、70年住んでるけど一度もクマを見たことはない」と語った。

さらに新潟・新発田市では、6日午前6時ごろ、40代の男性がクマに顔をひっかかれ重傷を負った。
全国各地でのクマの出没は、初雪が降るころまで続くとみられていて、今後も十分な警戒が必要。
(「イット!」11月6日放送より)