2023年、北海道の根室海峡で水揚げされる、通称“海峡サンマ”が豊漁だ。
10月31日に根室港と花咲港で水揚げされた量は、合わせて約205トンだった。
海峡サンマが豊漁
さばきたてを握れば、その身はプリプリ。焼けば、したたる油が食欲をそそる。
そんな秋の味覚の代表格「サンマ」。

ここ数年、不漁が続いていたが、北海道の根室海峡で水揚げされる、通称“海峡サンマ”は2023年、豊漁だ。
10月31日の水揚げは、根室港と花咲港合わせて、約205トンだった。

地元漁師は「なんぼか(量が)増えてきている。調子はいいんじゃないか」とにっこりと話す。
サイズの大きいサンマも増えてきているということだ。

一方、日が暮れた10月31日の網走港は、釣り人たちでいっぱいになっていた。
こぞって釣られていたのは、やはりサンマだった。海の中では、銀色にきらめく数え切れないほどの魚の影があった。

釣り人は竿を入れると、わずか10秒ほどで2匹同時にゲットした。釣り糸を垂らせば釣れる、“入れ食い状態”だ。
釣り上げた人は「数はわからない。わからないぐらい釣れている。3桁(100匹)いくかいかないか」と話した。
海水温が高いことが影響か
北海道で突然起きたサンマの豊漁。そのワケは、何なのだろうか。

網走水産試験場によると、海水温だという。
2023年は海水温が高かった影響もあって、サンマの生息域が変わったのではないかとみられている。
しかし、詳しい原因はわかっていない。
(「イット!」 11月1日放送より)
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