埼玉・ふじみ野市の自宅に立てこもり、医師の男性を散弾銃で殺害した罪などに問われている男が、初公判で起訴内容を一部否認した。

がっくりとうなだれたような様子で警察車両に乗る渡辺被告(2022年1月)
がっくりとうなだれたような様子で警察車両に乗る渡辺被告(2022年1月)
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渡辺宏被告(67)は2022年1月、ふじみ野市の自宅で亡くなった母親の弔問に訪れた医師・鈴木純一さん(44)に散弾銃を発砲して殺害した罪などに問われている。

渡辺被告は初公判で「殺意は全くなく、引き金を引いたタイミングで予想外の所に当たった」と起訴内容を一部否認した。

渡辺被告は散弾銃で医師らを襲った後、自宅に立てこもった(埼玉・ふじみ野市 2022年1月)
渡辺被告は散弾銃で医師らを襲った後、自宅に立てこもった(埼玉・ふじみ野市 2022年1月)

一方、検察は冒頭陳述で「被告は、母親への治療が不十分で不適切と思い込んだ。母親の死に絶望し、自殺の道連れにすることを決意した」と述べ、殺意があったと指摘した。
(「Live News days」10月26日放送より)

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