新潟、岐阜、山形など、全国で毒キノコの食中毒が相次いでいる。
専門家は、「毒キノコを簡単に見分ける方法は、いまのところありません」と話す。
毒キノコの食中毒が相次ぐ
新潟では、キノコ鍋に入れた夫婦が、岐阜ではシイタケと間違えた女性が、山形では昼ご飯に食べた男女4人が、毒キノコで食中毒になった。

全国で、毒キノコの食中毒が相次いでいる。
キノコ狩りシーズンまっただ中の福井県越前市の山を、この道45年の専門家とともに散策した。

散策中、神経に働きかける毒をもつオオワライタケや、猛毒のテングタケなど、次々に毒キノコを発見した。
福井きのこアドバイザー会・笠原英夫名誉会長は「これが広葉樹に生えるツキヨタケ。福井県ではキノコ中毒の9割」と説明した。
簡単に見分ける方法はない
では、毒キノコを見分けるには、どうすればいいのだろうか。

笠原名誉会長に方法を聞いてみると、意外な答えが返ってきた。
「毒キノコを簡単に見分ける方法は、いまのところありません。覚えるしかない」
知らないキノコを見つけた場合、“採らない”、“食べない”、“人にあげない”ことが重要そうだ。
(「イット!」 10月25日放送より)
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