熊本市北区にある製薬会社「KMバイオロジクス」は、変異株に対応した新型コロナウイルスの小児用ワクチンについて、2023年12月に最終治験の開始を目指すと明らかにした。2024年の承認申請を目指している。
最終治験は小児5000人を対象に
KMバイオロジクスによると、変異株XBB.1.5に対応した小児用ワクチンの最終治験の計画届をPMDA(医薬品医療機器総合機構)に10月13日に提出したということだ。

計画では、国内で生後6カ月以上13歳未満の小児5,000人を対象に2回接種で行う予定で、KMバイオロジクスは2023年12月に開始を目指すと10月16日に明らかにした。
また、実用化に向けては、2024年の承認申請を目指している。

KMバイオロジクスは、「小児が安心して接種できる不活化ワクチンを一日も早く供給したい」とコメントした。
(テレビ熊本)