熊本県は、一連の記録的大雨による農林水産業関連の被害額が150億円を超えると明らかにしました。
県によりますと、土砂の流入や冠水などによるイネの被害は1.4ヘクタール、トマトの農業用ハウスが浸水したことなどによる被害は2.3ヘクタールで県内の農畜産業の被害額は約1億2000万円に上っています。
これらに農地や水産業への被害を含めた農林水産業における県全体の被害額は20日午後2時時点で151億円を超えていて今後、被害額は増える見込みです。
県は、「現地調査を行い実態把握を急ぐ」としています。