<第35回 出雲全日本大学選抜駅伝競走 10月9日(月・祝)島根県出雲市 全6区間45.1km>

全日本大学駅伝、箱根駅伝へと続く「学生三大駅伝」の開幕戦、第35回出雲駅伝。

風光明媚な「出雲路」を舞台に、学生たちが熱い想いとタスキをつなぐ、全6区間、45.1kmのコースで、学生三大駅伝で最も距離が短く、激しい順位変動が起こる「スピード駅伝」だ。

レースは昨年度の三冠王者・駒澤大学が2時間7分51秒の大会新記録で優勝。1997年、1998年の第9、10回大会以来2度目の連覇を果たし、史上初となる2年連続三冠への第一関門を突破した。

【結果】
1位 駒澤大学
2位 創価大学
3位 城西大学
4位 國學院大学
5位 青山学院大学
6位 早稲田大学
7位 中央大学
8位 東洋大学
9位 法政大学
10位 順天堂大学

【1区・8.0km(出雲神社正面鳥居前〜出雲市役所・JAしまね前)】
史上初となる2季連続の学生駅伝3冠を狙う駒澤大学はハーフマラソンで日本人学生記録を持つ篠原倖太朗が最後にスパート、アイビーリーグ選抜のヒューゴ ミルナーを抜き区間賞!
※区間賞・篠原倖太朗(駒澤大学・4年、22分45秒)

【2区・5.8km(出雲市役所・JAしまね前〜斐川直江)】
トップでタスキを受けた駒澤大学、佐藤圭汰が独走、デビュー戦となった青山学院大学の黒田朝日が5人抜きで2位に食い込む!
※区間賞・佐藤圭汰(駒澤大学・2年、16分8秒)、黒田朝日(青山学院大学・2年、16分8秒)

【3区・8.5km(斐川直江〜平田中ノ島)】
駒澤大学は2年・山川拓馬が後続を突きはなす。2位以下は目まぐるしく順位が入れ替わり、創価大学が順位を上げ2位に!
※区間賞・ヴィクター キムタイ(城西大学・2年、24分06秒)

【4区・6.2km(平田中ノ島〜鳶巣コミュニティーセンター前)】
独走状態に入った駒澤大学は地元島根出身の伊藤蒼唯が首位を維持。区間賞は同タイムで2名が獲得!
※区間賞・山内健登(青山学院大学・4年、17分35秒)、山森龍暁(創価大学・4年、17分35秒)

【5区・6.4km(鳶巣コミュニティーセンター前〜島根ワイナリー前)】
当日変更でメンバー入りの駒澤大学、安原太陽も安定の走り。青山学院大学はここで失速、区間10位で差を広げられてしまう。
※区間賞・吉田響(創価大学・3年、17分45秒)

【6区・10.2km(島根ワイナリー前〜出雲ドーム前)】
過去13度の逆転劇を生んだ最終6区!駒澤大学、キャプテンの鈴木芽吹が別格の走りで後続をさらに突きはなし大会新記録で出雲駅伝連覇を達成!
※区間賞・鈴木芽吹(駒澤大学・4年、29分00秒)