「洋上風力発電」の検討が進む山形県・遊佐沖について、国は10月3日、法律に基づく「促進区域」に指定した。これにより遊佐沖の洋上風力発電は、事業化に向け事業者の公募など具体的な手続きに移ることになる。

事業化に向け具体的な手続きに

経済産業省と国土交通省は10月3日、洋上風力発電の検討が進む山形県・遊佐沖を再エネ海域利用法に基づく「促進区域」に指定した。

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山形県内では初めての指定で、今後最大で30年の占有権を得る事業者を選ぶための公募など、事業化に向け具体的な手続きに移ることになる。遊佐沖の洋上風力発電をめぐっては2023年3月、地元自治体や漁業関係者などで作る「法定協議会」が、促進区域指定に同意する旨の結論を出していた。

また国は3日、酒田沖についても促進区域の一段階前にあたる「有望な区域」に追加している。

(さくらんぼテレビ)

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