13日、広島・安芸高田市の議会で、ネットに公開している市議会などの動画の再生回数が急増。
しかし、12日には、誹謗中傷を受けたという市議が質問を取り下げ、市長と議会の対立が続いている。

動画について市長と議会が対立

13日、広島・安芸高田市・石丸伸二市長が議会でこう発言した。
「市の認知度が高まるのは、ばく大なメリットがある」

2021年9月、市長が議員の居眠りを指摘する様子
2021年9月、市長が議員の居眠りを指摘する様子
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ネットに公開している市議会などの動画の再生回数が急増しているという。

安芸高田市といえば、いびきをかいた議員に対し「眠たくならないような答弁をしないといけないなと…」と市長が指摘するなど、市政の改革を目指す市長と議会が、事あるごとに対立している。

12日、動画のネット公開をめぐっては、安芸高田市議会・山本数博市議が「身の安全を考え、このたびの質問を取り下げることにしました」と発言。

市長は動画を削除しない姿勢を示す

議会での発言を編集した動画が公開され、誹謗中傷を受けたという市議が質問を取り下げたのだ。

安芸高田市議会・大下正幸議長は「YouTubeで流すのも、考えていかなければならない」と話す。

石丸市長は、誹謗・中傷はあってはならないとしながらも、動画を削除しない姿勢を示した。
(「イット!」 9月14日放送より)

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