アメリカのタイム誌は「次世代の100人」を発表し、日本からは性被害を実名で訴えた元自衛官の女性などが選ばれた。

タイム誌は13日、「次世代の100人」の「擁護者」部門で、元自衛官の五ノ井里奈さんを選んだと発表した。
五ノ井さんは、自衛隊に所属していた際に受けた性被害を実名で訴え、タイム誌は「日本社会では性暴力について訴えることは長い間タブー視されたが、彼女の勇気は声を上げられなかった人のために扉を蹴り開いた」としている。

また「リーダー」部門では、ウイグルにルーツを持ち、多くの言語を操る英利アルフィヤ衆議院議員も選ばれ、「日本では男性が議員のおよそ9割を占める中、多様性を象徴している」と紹介した。