イギリスのエリザベス女王が亡くなってから1年を迎えた8日、チャールズ国王は国民へのメッセージを発信した。
「故エリザベス女王陛下のご逝去と私の即位の一周忌にあたり、私たちは女王陛下の長いご生涯、献身的なご奉仕、そして私たちの多くにとって女王陛下が意味されたすべてのことを、深い愛情とともに思い起こします」
イギリス史上最長となる70年間在位したエリザベス女王は、2022年9月8日、96歳で亡くなった。
イギリス王室によると、8日には公的な追悼行事は予定されておらず、チャールズ国王夫妻は女王が亡くなったスコットランドのバルモラル城で静かに追悼するということだ。
王室の公務から退き、現在アメリカで生活しているヘンリー王子は、チャリティーイベントに出席にするためにイギリス入りしているが、現地のメディアは、8日にチャールズ国王やウィリアム皇太子らと会う予定はないと報じている。
イギリスの調査会社によると、国王に好意的な意見を持つ人は国民全体の約6割になり、即位前より改善されたが、若い世代では王室離れが指摘され、若者の支持を取り付けることが課題となっている。
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