8月30日、海外へ向かう飛行機の中で体調が急変し、その後、死亡が確認された鈴木宗男参議院議員の元秘書、ジョン・ムウェテ・ムルアカさん（62）。秘書として10年間、自身を献身的に支え続けた盟友の訃報を受け、宗男氏がカメラの前で胸の内を語った。

鈴木宗男参議院議員の秘書を務めた

かつて、小柄な主人に寄りそう姿が話題となった、2mを超す長身の人物。

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鈴木宗男参議院議員の元秘書、ジョン・ムウェテ・ムルアカさん（62）が、亡くなったことが分かった。

コンゴ民主共和国出身で、1985年に来日したムルアカさんは、大学講師やタレントとして活動し、1992年ごろから鈴木氏の私設秘書を務めた。

8月30日、海外へ向かう飛行機の中で体調が急変。その後、死亡が確認されたということだ。

鈴木氏は飛行機に乗る直前にも、電話で言葉を交わしたという。

2002年に鈴木氏が、あっせん収賄容疑などで逮捕されるまで、秘書として10年間、献身的に支え続けたムルアカさん。

言葉を詰まらせ話す鈴木宗男氏

盟友の死に、4日午後1時過ぎ、鈴木宗男参議院議員がカメラの前で胸の内を語った。

「宗男バッシングが始まったとき、ジョンも巻き添えを受けました。そんなときでも、ジョン・ムウェテ・ムルアカは、私から離れませんでした。何よりも、人の心を大切にした男でした」と、ムルアカさんとの思い出を語った。

さらに、「突然の別れにですね、本当に…言葉がありません」と言葉を詰まらせ、絞り出すように話した。

ムルアカさんはまだ62歳。早すぎる死だった。
（「イット！」 9月4日放送より）