17日、南米コロンビアでマグニチュード6.3の地震が発生。

現地のニュース番組では、アナウンサーが地震の情報を伝え、視聴者に避難を呼びかけた。

一方で、地震発生と同時にCMに入り、出演者が退席してしまう番組もあった。

コロンビアで地震が発生

17日、南米コロンビアで、マグニチュード6.3の地震が起きた。

この記事の画像(14枚)

街中は、慌てて避難する人たちであふれかえり、大混乱になった。

(RTVC Noticias)
(RTVC Noticias)

現地のニュース番組では、アナウンサーが「首都ボゴタでとても強い揺れを感じました。現在、スタジオの照明やセットが地震の影響で揺れています」と、懸命に地震の様子を伝えた。

別の番組でも、「皆さん、落ち着いて避難するとともに、当局の情報を注視するようにしてください」と視聴者に呼びかけた。

CMに入るニュース番組も

その一方で、こんなニュース番組もあった。

(Canal Capital)
(Canal Capital)

地震の最中、1人のキャスターは「揺れてるね」と落ち着いた様子。

そして、もう1人のキャスターが「ここでCMです。お知らせの後も、最新情報を首都からお伝えします」と、スタジオが揺れている中、地震情報ではなくCMに入った。

さらに、CMに入ると、出演者2人と手話の担当者が退席し、スタジオにはメインキャスター1人だけになった。

CM明けには、どんな内容が放送されたのだろうか。

この地震で、女性1人が建物から落下して死亡している。

(「イット!」 8月22日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(14枚)