アメリカ東海岸、マサチューセッツ州の沖で8月17日に撮影された映像。男性の前に突然、複数のクジラが現れ、ゆっくりと泳いでいった。同様の光景は写真にも収められていた。
10頭以上のクジラ現る
水中からブクブクとたくさんの泡が出てきた。すると…目の前にクジラの群れが現れた。

撮影者の男性は「オーマイガー!ハハハハ」と驚いた様子。

クジラは一斉に頭を出したあと、ゆっくりと外へ向かって泳いでいく。

また、14日にも同じ光景が撮影されていた。上空から捉えた写真を見ると、海にらせん状に描かれた泡が生み出されている。

その中心からクジラが顔を出すと、それぞれ外側に泳いでいった。
水中で踊っているような光景だが、一体何をしているのか?

これは「バブルネットフィーディング」と呼ばれるザトウクジラの狩りの方法で、連携して泡を吹き出し、獲物を集めて一斉に食べるのだ。

動画を撮影した男性によると、クジラは10頭以上いたという。周囲を飛ぶたくさんの海鳥は、クジラのおこぼれにあずかろうとしているようだ。
(「イット!」8月22日放送)
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