16日、佐賀県鳥栖市のため池で、体重6kgを超える巨大な野生のスッポンが捕獲され、専門家も「野生のスッポンではかなり大型」とその巨大さに驚いた。
ため池に巨大な野生のスッポン
スッポンがのっしのっしと歩き回る。スッポンはこれでもかと首を伸ばし、差し出した手袋にかみつき離そうとしない。

17日、佐賀県鳥栖市のため池で、見つかったスッポン。
カニを捕ろうとワナを仕掛けたところ、予想もしなかった巨大な獲物がかかったという。

発見した男性は、「(わなを)見に行ったら、ザリガニは食べてるし、エサも完全に食べて…」と当時の様子を話す。
「食欲旺盛だった?」という質問にも、「はい」と答えた。
捕まえたスッポンの体重は、6kgを超えていた。
リポート:
「我こそはため池の主なり!」と言わんばかりのその姿。見る物を圧倒します。

その大きさに、専門家である日本カメ自然誌研究会・矢部隆代表も、「野生のスッポンではかなり大型」と太鼓判を押した。
スッポンは、もう少し大きくなる可能性があるという。
原因は池の富栄養化
一体、なぜここまで成長したのだろうか。

日本カメ自然誌研究会・矢部隆代表は、「池が富栄養化している。スッポンの食べ物になるエビ類・貝類が多く、たくさん食べているから大きくなったと思う」と解説した。
発見した男性は様子を見て、巨大なスッポンをため池に戻すということだ。
(「イット!」 8月21日放送より)
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