18日、カナダ全土で大規模な山火事が発生。西部のブリティシュコロンビア州では、20日に非常事態宣言が出される事態となった。
さらに、山火事はスペイン・テネリフェ島でも発生し、20日時点で1万2000人以上が避難を続けている。
カナダ全土で山火事が次々と発生
道路は煙に覆われ、見通しがきかない危険な状況だ。

原因は、道路の横に迫る山火事。
道路を走る車に乗っていた人は、「なんてことだ、熱い」「なんてこと」と驚愕の声を上げた。

18日、カナダ西部のブリティシュコロンビア州で、元々山火事が起きていた地域で、新たに山火事が発生。
24時間の間に規模は100倍以上に拡大し、20日に非常事態宣言が出される事態になった。

さらに、山火事はカナダ北部でも発生。
オーロラで有名な観光地、「イエローナイフ」まで約15kmの地点まで迫った。
高い気温などの影響でカナダ全土で次々と起きた山火事は、1000件以上にも上る。

他の国でも、燃える山の危険にさらされていた。
場所はスペイン領カナリア諸島で、“大西洋のハワイ”とも呼ばれる、テネリフェ島だ。
暗闇の中で、ひときわ大きく見える炎。撮影者の男性は、思わず「火山みたいだ」とつぶやいた。
“消火のため”に草に火をつける
山火事を食い止めるため、軍が出動した。

消火のために、草に火をつけている。これは、山火事よりも先に燃えやすいものを燃やして、炎の広がりをコントロールする作戦だ。
テネリフェ島では、これまでに11の町が影響を受け、20日時点で1万2000人以上が避難を続けている。
(「イット!」 8月21日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(11枚)