パキスタン北部で日本人2人が登山中に滑落し行方不明となった1人について、地元当局が死亡したと判断した。

登山中に行方不明となったのは、日本人登山家の田村真司さんだ。

8月11日、パキスタン北部の標高5800メートルの山で滑落し、現場の状況などから地元当局が死亡したと判断した。

田村さんとともに登山していた仙波孝康さんによると、2人同時に滑落し、田村さんは重傷で動けず、自身は動けたので、救助隊を呼ぶために先にベースキャンプに戻り翌朝、捜索に向かったが田村さんの姿はなかったという。

自身も軽傷を負った仙波さんは、FNNの取材に対し「結果として彼を1人にしたことが本当に心残り」と話している。