101人の死亡が確認されたハワイ州マウイ島の山火事が発生して、16日で1週間。立ち入り禁止区域に一時戻った、日本人家族を取材した。

マウイ島のラハイナで暮らす、浅川明海(あみ)さん(19)。山火事で立ち入り禁止になった区域に入る許可が出たため、車で自宅を目指した。

車を運転する明海さんの父親が「こっちもほら燃えてる、ほら」と指をさした先には、家が燃えたあとが。

明海さんの母親:
(家が燃えたあとを見て)うわぁ すごい。

明海さん:
すごく燃えたにおいがする。

車窓から目に入る景色は、焦げた車や住宅。浅川さん家族は、変わり果てた様子に驚いた。

多くの道が封鎖され、自宅には立ち寄ることができなかった。
明海さん:
最後まで逃げ切れなかった人たちは、一番かわいそう。

山火事から1週間がたった避難所では、ほとんどの人がホテルなどに移り、物資の整理などが行われていた。

避難した多くの人は、15日夜から行政が用意したホテルなど2000室への移動を始めた。今後は心のケアなどが課題だ。
(「Live News days」8月16日放送より)
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