スウェーデンとノルウェーに降った大雨の影響で、過去50年で最悪とも言われる洪水の被害が相次いでいる。

8日、濁流が流れているのは川ではなく、スウェーデン・オーレの町の中だ。暗闇の中に、大きな水のうねりが見えている。

降ったのは、過去50年で最悪の洪水になるとも言われた大雨だ。

隣のノルウェーでも被害があった。トレーラーハウスが流された先には、橋がある。

橋の下を通った後は、トレーラーハウスは完全につぶれてしまった。

ノルウェー・インランデットの町では土砂崩れが起き、町に山からの水が流れ込んだ。

さらに、水が集まる大きな穴までできた町もある。

9日、ノルウェー・ヴァレール。ノルウェーで最も長い川が流れるこの町では、多くの建物が浸水した。原因は上流のダムだ。

水力発電所のダムが雨の量に耐えられず、一部が決壊したのだ。
直前には、決壊を防ぐためにある方法が検討されていた。
ダムの一部の爆破を検討も実行前に決壊

それは、ダムの一部の爆破だ。

しかし、実行される前に決壊したということだ。
(「イット!」 8月11日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(19枚)