メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が、史上初の2桁勝利2桁ホームランをかけ、投打・二刀流で先発出場した。
今シーズン、投手として9勝、打者として40本のホームランを放っている大谷選手。
まずは先頭バッターから三振を奪う。
現地9日に勝って、2年連続2桁勝利・2桁ホームラン達成なら、ベーブ・ルース超えで、史上初となる。
初回は、味方のファインプレーもあり無失点で抑えた。
バッターとしては第1打席。ストライクゾーンの目安となる枠から外れたボールを見送ったが、これはストライク。3球目も、同じよう場所のボールがストライクとなり追い込まれた。
最後はインコースの変化球に空振り三振。
そして2回。大谷選手は1アウト・ランナー2塁3塁のピンチを迎えると、続くバッターにセンターへの犠牲フライを打たれ、1点を失ってしまった。
それでも後続を抑え、最少失点で切り抜けた大谷選手。
その後、投手・大谷は6回まで投げ、被安打3、失点1、5奪三振と好投を披露。
その裏、ノーアウト2塁で迎えた第3打席。
ここで大谷選手は今季16個目の申告敬遠で出塁、次の3番・ドルーリー選手のタイムリーヒットで同点、さらに4番のムスタカス選手が3ランホームランを放ち、エンゼルスが4 – 1とし、大谷選手は勝ち投手の権利を得た。
7回にはマウンドに上がらず交代した大谷選手だったが、その後リリーフ陣がジャイアンツに得点を許さず、史上初の2年連続2桁勝利・2桁ホームランを達成した。
(写真: 時事)