島根県大田市の道の駅で、自動ドアを完璧に使いこなすツバメが撮影された。

7月17日、島根県大田市にある、道の駅で撮影された映像だ。

トイレの自動ドアが開いたが、中から人は出てこない。

もう一度よく見てみると、ドアの前に鳥がやってきてセンサーの下で羽ばたき、中に入っていった。

正体は、ツバメだ。自動ドアを完璧に使いこなしている。

撮影した男性:
センサーの前をくるっと回ってドアが開くまで回って、開くとすぐスッと入っていく。「ツバメってめちゃくちゃ賢いじゃん」と。

トイレの中には巣があり、子育て中だったようだ。

8月3日、現場を訪れると巣はなくなっていたが、近くには親鳥の姿があった。
ツバメはどうすれば扉が開くかを覚えた
そして、自動ドアを開けて中に入っていった。偶然だろうか。それとも…。

専門家は、人の動きも見た上で自分で覚えたのではないかという。

鳥の生態に詳しい 東京大学・樋口広芳名誉教授:
ハタハタとはばたいて、上下左右動いてドアが開くことがあった。そういうことを何度か繰り返しているうちに、どこではばたけば扉が開くかということを覚え、入るコツを覚えた。

ここなら天敵が入れないため、ツバメにとって安心して子育てのできる場所だという。
(「イット!」 8月4日放送より)