愛知・名古屋市で行われた、サッカー天皇杯4回戦。試合後、敗れた浦和レッズの一部のサポーターが暴徒と化し、大乱闘に発展した。

暴れ出した浦和サポーターに「帰れ!帰れ!」
映像が撮影されたのは、2日午後9時過ぎ。名古屋グランパスと浦和レッズの試合が終わった直後のことだった。

0対3で敗れた浦和の黒いTシャツを着たサポーターがピッチに乱入。相手サポーターに詰め寄った。

警備員が制止に入るものの押し倒され、相手の横断幕を無理やり剝がす様子も映っている。


暴れ出した浦和サポーターは、さらに相手サポーターの応援席へ。

名古屋サポーター:
おい!ガードマン何やってんだ!
現場は、まさに一触即発の状況。

するとその時、競技場に名古屋サポーターの「帰れ」コールが響き渡った。

名古屋サポーター:
帰れ、帰れ、帰れ、帰れ、帰れ
名古屋サポーターが挑発…警察も出動
そもそも、なぜこのような事態に至ったのか。
警察によると、0対3で敗れるというふがいない結果に、試合後、浦和のサポーターがチーム関係者に詰め寄り取り囲んでいたところ、名古屋のサポーターが「お前ら早く帰れよ」などと挑発。騒動に発展したという。


警察が出動する事態になった今回の騒動。競技場は一時騒然となったが、けが人などはいなかったという。

日本サッカー協会は、サポーターが暴徒化したことについて、週明けにも浦和に対し処分を出すものとみられる。
(「イット!」8月3日放送より)