中古車販売大手・ビッグモーターが保険金を不正に請求していた問題で、国土交通省は熊本・宇土市にある店舗に立ち入り検査に入った。国交省は、道路運送車両法に違反する行為がなかったか調査している。
全国34店舗 一斉立ち入り検査
国交省は、ビッグモーターの幹部から聞き取った内容をふまえ、7月28日午前9時から、ビッグモーターの全国34の店舗に一斉に立ち入り検査に入った。

熊本県内では宇土市にある宇土店にスーツ姿の国交省の職員が入り、従業員から聞き取りなどを行っていた。

弁護士による調査報告書によると、宇土市店では2021年に実施した板金・塗装案件93件のうち41件で不適切な行為の疑いがあるということだ。

国交省は、今回の立ち入り検査などで道路運送車両法に違反する行為がなかったか調査。
違反があった場合は行政処分も検討するとしている。
(テレビ熊本)