体だけでなく、目の色まで全身金色のカエル。置物ではない。

リポート:
こちらの金色のカエルは、体長約1cm。小さくてとってもかわいいです。

飼い主は岡山県倉敷市の小学生、岩崎倖結(こゆり)ちゃん(10)だ。

3日、用水路で金色のオタマジャクシ8匹を発見した。

大切に育てて、約3週間後。

旅行から帰ってくると、そのうち2匹がカエルに成長していた。

金色のカエルの飼い主・岩崎倖結ちゃん(10):
(旅行で)東京に行く前はまだ足しか生えてなかった。東京に行ってから手が生えて、カエルになっていてびっくりした。死なないでほしい。

水槽には、足が生えた状態や、しっぽが残っている状態のカエルもいた。
カエルになることはかなり珍しい
専門家によると、金色のオタマジャクシがカエルに成長するのは難しいという。

兵庫県立人と自然の博物館・太田英利研究担当次長:
野外だと太陽光に当たって死んでしまうことが多い。変態(成育し姿を変える)して、カエルになることはかなり珍しい。

金色のカエルの飼い主・岩崎倖結ちゃん(10):
カエルに成長して、産卵してほしい。

自然の中では生き残ることが難しい、金色のカエル。1人の少女によって、小さな命が少しずつ成長している。
(「イット!」 7月25日放送より)