新潟県佐渡市で、大きなクロマグロやマカジキ、メジマグロなどが水揚げされた。
この記事の画像(16枚)先週、新潟県佐渡市で、大きなクロマグロが水揚げされた。その重さは…。
「161(kg)!」
今シーズン初の160kg超えだ。
この日は、他にも100kgを超えるマカジキの大物も。
さらに、メジマグロが140匹も揚がるなど、大漁だった。
港では、喜びの声が湧き上がった。
しかし、海の異変に悩まされる地域もあった。
愛媛県今治市の沖で、シラス漁がピークを迎えている。
この日も漁が行われたが、網にかかっていたのは…。
「クラゲのせいで全然ダメ」
約5年前から、ミズクラゲが大量に発生。
網に入ることでシラスの漁獲量が減少し、この日は通常の3分の1程度になった。
別の日の写真では、網がパンパンになるほどクラゲが入っているのがわかる。
食物連鎖のバランスが崩れる
なぜ、クラゲが大量発生しているのだろうか。
愛媛県農林水産研究所 水産研究センター 清水孝昭増殖技術室長:
自然界で食べる・食べられるの関係のバランスが崩れてきている。水温が上がって、クラゲが増えやすくなるなど。様々な理由が考えられる。
海の異変は、私たちの食卓にも影響する可能性がある。
(「イット!」 7月13日放送より)