新潟県佐渡市で、大きなクロマグロやマカジキ、メジマグロなどが水揚げされた。

先週、新潟県佐渡市で、大きなクロマグロが水揚げされた。その重さは…。

「161(kg)!」

今シーズン初の160kg超えだ。

この日は、他にも100kgを超えるマカジキの大物も。

さらに、メジマグロが140匹も揚がるなど、大漁だった。

港では、喜びの声が湧き上がった。

しかし、海の異変に悩まされる地域もあった。

愛媛県今治市の沖で、シラス漁がピークを迎えている。

この日も漁が行われたが、網にかかっていたのは…。

「クラゲのせいで全然ダメ」

約5年前から、ミズクラゲが大量に発生。

網に入ることでシラスの漁獲量が減少し、この日は通常の3分の1程度になった。

別の日の写真では、網がパンパンになるほどクラゲが入っているのがわかる。
食物連鎖のバランスが崩れる
なぜ、クラゲが大量発生しているのだろうか。

愛媛県農林水産研究所 水産研究センター 清水孝昭増殖技術室長:
自然界で食べる・食べられるの関係のバランスが崩れてきている。水温が上がって、クラゲが増えやすくなるなど。様々な理由が考えられる。

海の異変は、私たちの食卓にも影響する可能性がある。
(「イット!」 7月13日放送より)