大雨の中の避難の危険性を伝えるための、実験映像が制作された。

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「前が全く見えないです!!」

「助けてくださーい!!」

大雨の中の避難、さらに子供を連れての避難。その危険性を伝えるため制作された、実験映像が公開された。

実験では、特殊な装置で最大級の雨を再現。画面が、みるみるうちに白くなっていく。

「最大級の雨量300ミリになりました。いやこれちょっとすごいですね!」

そんな条件で、子どもと一緒に避難すると、何が起きるのだろうか。

子ども:
雨吹雪です!

母:
何?

子ども:
雨吹雪です!雨吹雪です!

すぐ隣にいるのに、雨音に声がかき消され、聞こえない。

さらに、急に突風が吹くと…。

子ども:
わーー!傘がー!!行っちゃったー!!

濁った水の中では障害物に気づけない

冠水した場所を歩く実験では…。

母:
どれぐらい深いかわかりませんね。もう完全に足元が見えません!

子ども:
ここに岩があります!

母:
ここに岩がある??

濁った水の中では、障害物に気づけなかった。しかも…。

母:
寒いね。かなり体感が冷たいです。

大雨の時には、こうなる前に早めに避難。

そのために、持ち出すものの確認など、事前の準備も大切だ。

(「イット!」 7月12日放送より)