先週末、ロシアの軍事侵攻開始から500日を迎えたウクライナ。
この記事の画像(31枚)その侵攻初日に占拠されたのが、黒海に浮かぶズメイヌイ島だ。
後に奪い返したこの島を、ゼレンスキー大統領が訪問した。
記念碑にメッセージを書き込む大統領。
その映像を、食い入るように見つめる男性たちがいた。
それは、ロシア軍の捕虜になった、ウクライナ軍の司令官5人。帰国することになったのだ。
5人は2022年、ロシアとの激しい攻防が行われた南部の街・マリウポリの製鉄所で戦っていた。
300日以上踏んでいなかった母国の大地。
帰国を信じて待ち続けていた家族たちと抱き合い、再開を喜んだ。
ゼレンスキー大統領:
英雄たちがウクライナに帰ってきた。トルコのエルドアン大統領に深く感謝する。
5人はトルコにとどまることを条件にロシアから解放されたが、トルコ側は帰国を容認。
ロシアとも近いとされているエルドアン大統領だったが、週末にはさらに「ウクライナはNATO加盟にふさわしい」と述べ、NATO=北大西洋条約機構への、ウクライナの加盟を支持したのだ。
一方、8月にはプーチン大統領とも会談すると発表。トルコの真意は、どこにあるのだろうか。
(「イット!」7月10日放送より)
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