ロシア軍の捕虜になっていたウクライナ軍の司令官5人が、ウクライナに帰国した。
この記事の画像(15枚)ロシアの軍事侵攻開始から、500日を迎えたウクライナ。
その侵攻初日に占拠されたのが、黒海に浮かぶズメイヌイ島だ。
後に奪い返したこの島を、ゼレンスキー大統領が訪問した。
記念碑にメッセージを書き込む大統領。
その映像を、食い入るように見つめる男性たちがいた。
ロシア軍の捕虜になった、ウクライナ軍の司令官5人。帰国することになったのだ。
5人は2022年5月、ロシアとの激しい攻防が行われた、南部の街マリウポリの製鉄所で戦っていた。
300日以上踏んでいなかった、母国の大地。家族たちは帰国を信じて待ち続けていた。
ゼレンスキー大統領:
英雄たちがウクライナに帰ってきた。トルコのエルドアン大統領に深く感謝する。
5人はトルコに留まることを条件に、ロシアから解放されたが、トルコ側は帰国を容認した。
NATOへのウクライナ加盟も支持
ロシアとも近いとされているエルドアン大統領だが、週末にはさらに、こう発言した。
トルコ・エルドアン大統領:
ウクライナは、NATO加盟にふさわしい。
NATO(北大西洋条約機構)への、ウクライナの加盟を支持したのだ。
一方、8月にはプーチン大統領とも会談すると発表した。
トルコの真意は、どこにあるのだろうか。
(「イット!」 7月10日放送より)