石川・中能登町の不動滝で滝開きが行われ、滝行に一般の客などが参加した。

白装束に身を包んだ人たちが滝に向かう
白装束に身を包んだ人たちが滝に向かう
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白装束に身を包んだ人たちが向かう先は、激しく水が流れ落ちる滝。

5日、石川・中能登町の不動滝で、滝開きが行われた。

地元のお坊さんの他に、一般の客など25人が参加した。

約20mの高さから流れ落ちる滝に打たれながら、無病息災を願った。

大雨の影響で滝の水量が例年より多く、その勢いは、参加者が目を開けていられないほどだ。

滝行は約1300年前から

こうした滝行は、いつから行われているのだろうか。

それは、約1300年前だ。

1300年前といえば、奈良時代が始まったばかりのころだ。

僧侶が滝に向かい頭を下げている
僧侶が滝に向かい頭を下げている

多くのお坊さんが心身を鍛えた、由緒正しい場所で修行を終えた人たちは、こう話す。

体験した人:
すごく清められた気分。新たな一歩。

体験した人:
とても冷たくて、身が引き締まる思い。

不動滝の滝行は、10月下旬まで体験できるということだ。

(「イット!」 7月6日放送より)