AIが核兵器を管理したらどうなるか?国連の安全保障理事会が、AI=人工知能の脅威などを検討する初会合を開催することになった。

これは国連安保理で7月の議長国を務めるイギリスのウッドワード国連大使が3日の会見で明らかにしたもので、18日の安保理会合で、初めてAIについて議論されることになった。

ウッドワード国連大使は、会見でAIについて、先進国と途上国の格差を縮めることができると評価する一方で「AIが核兵器を管理するようになったらどうなるのか」などと、AIによるリスクについて多国間で議論する必要性を強調した。

AIをめぐっては、国連のグテーレス事務総長が国際的な規範の確立を訴えていて、「IAEA=国際原子力機関」のような国際機関を設置するべきとの考えを示している。