アメリカ・オクラホマ州で、飛行機が18時間遅延したことにより、乗客がたった1人となる珍事が起きた。

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飛行機の中で客室乗務員に囲まれ、笑顔を見せる男性。この飛行機に乗った、たった1人の乗客だった。

(撮影:Phil Stringer)
(撮影:Phil Stringer)

たった1人の乗客:
ゲートに着いた時、係員以外誰もいませんでした。「もうみんな乗りました?」って聞いたら、「残っていたのはあなただけよ」と。

 
 

アメリカ・オクラホマ州の空港。ロビーに人の姿はなく…。

機内にも誰もいない。

フライト18時間遅延で乗客1人だけに

なぜ、この男性1人しかいなかったのだろうか。

その理由は、悪天候によって飛行機が18時間も遅延したことだ。

他の乗客と同じように男性も予約を変更しようとしたが、予定に間に合う便がなかったため、ただ1人、この飛行機を待ち続けていたのだ。

ーーきょう積んだ荷物は?

荷物を積み込む空港スタッフ:
1つです(笑)

アナウンスする係員:
あと10分で出発します(笑)

たった1人のための案内放送に、思わず笑ってしまう係員。

目の前で男性のためだけに行われるシートベルトの実演
目の前で男性のためだけに行われるシートベルトの実演

機内では、男性の目の前でシートベルトの実演が行われた。

客室乗務員:
携帯電話やスマートウォッチは全て機内モードに。

とても濃いフライトで、最後には、電話番号を交換するほど仲良くなったという。

(「イット!」7月3日放送より)