高知市の水族館でアシカの赤ちゃんが誕生した。
この記事の画像(14枚)桂浜水族館で生まれた、アシカの赤ちゃん。幸せそうにおっぱいを飲んでいる。
訪れた人:
かわいい~!
お母さんのエルは、6歳。今回の出産には特別な意味があった。
桂浜水族館 飼育員 丸野貴也さん:
今回が2回目の出産。1回目が上手に子育てができなかったので…。
初めての出産は2021年だった。
丸野飼育員:
へその緒は…母親とつながってるものはない。どうする?でも生まれたばかりなんやな。
平均の3倍、7時間の難産を終えた時、エルには、子育てをする体力が残っていなかった。
生まれた赤ちゃんには、人間の手でミルクをあげることになった。
夜は飼育員が自宅に連れ帰り、面倒をみた。
丸野飼育員:
プレステ4のコードかむんじゃねー。
安産で母子ともに健康
今回も、エルは出産後に育児ができないのでは、と心配された。しかし。
丸野飼育員:
ちゃんとおっぱいあげようとしてるやん!エルちゃん、あなたお母ちゃん!
安産で母子ともに健康だった。
ピッタリと寄り添ってくる赤ちゃんをかわいがる様子は、母親そのものだ。
日中は、ほとんど展示コーナーにいるため、親子の仲睦まじい姿を見ることができるということだ。
(「イット!」 6月30日放送より)