名古屋市の東山動植物園に、鼻でホースを片付けるなど、相手が喜ぶと思ったことを自分からするゾウがいる。

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名古屋市にある東山動植物園。飼育員が水まきをしている。

(撮影:らすかるさん)
(撮影:らすかるさん)

飼育員の作業が終わり、ホースを置いて、元栓を閉めに向かう。

(撮影:らすかるさん)
(撮影:らすかるさん)

すると、ゾウが鼻先を器用に使い、ホースを片付け始めた。

ホースを輪っかにして巻いていくゾウのワルダー(撮影:らすかるさん)
ホースを輪っかにして巻いていくゾウのワルダー(撮影:らすかるさん)

しかも、ホースがからまらないよう、輪っかにしてクルクル巻いていく。

(撮影:らすかるさん)
(撮影:らすかるさん)

最後は、飼育員にホースを鼻で渡した。

ゾウの名前は、ワルダー。ちょうど50年前に来園した、年齢51歳(推定)のメスだ。

相手が喜ぶ行動をするワルダー

撮影した人は、ワルダーを4年前からほぼ毎週見てきた。

(撮影:らすかるさん)
(撮影:らすかるさん)

撮影者:
せまい運動場の時から見ていた。最近、運動場が広くなり、長い距離でもお手伝いするんだと…。

(撮影:らすかるさん)
(撮影:らすかるさん)

飼育員によると、トレーニングをしていくと、相手が喜ぶと思ったことを自分からするようになったという。

ワルダーは他にも、鼻でフラフープを回したり。

タンバリンを鳴らしたり。

さらに、ハーモニカまで吹く。

(撮影:らすかるさん)
(撮影:らすかるさん)

他にも、散らかった干し草を集めてゴミ箱に入れるなど、その時にできることを自分なりに考えて、行動しているとうことだ。

(「イット!」 6月29日放送より)

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