岩手と北海道で、クマの出没が相次いで報告されている。

雨が降る中、テニスコートを走る黒い姿。
23日の午前10時半ごろ、岩手・滝沢市の中学校にクマが現れた。

当時、生徒たちは教室でテストを受けていて、人や物に被害はなかったという。
クマはテニスコートを駆け抜けた後、フェンスの裏へ回り込み、茂みの方へ姿を消した。
出没は北海道でも続いている。19日、釧路市の阿寒湖温泉近く。

住宅の前を、クマがキョロキョロしながら歩いている。

そのクマ引き返すと、後ろにもう一頭いた。
牛65頭を襲った“怪物”始動か
さらに、標茶町では「怪物」と呼ばれたヒグマが、2023年の活動を始めた可能性がある。

24日の朝、牧場で生後14カ月の乳牛が倒れているのを、従業員が発見。

近くでは、クマの毛と足跡が見つかり、北海道は2019年から牛65頭を襲っているクマ、「OSO18」による被害とみている。

今後、クマをおびき寄せるため、死んだ牛を現場に残し、わなを設置するということだ。
(「イット!」 6月26日放送より)
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