大阪・摂津市で、交際相手の息子(当時3)に熱湯を浴びせ、殺害した罪に問われた男の裁判員裁判が始まり、男は殺意を否認した。

松原拓海被告(25)は2021年、大阪・摂津市のマンションの浴室で、交際相手の長男の新村 桜利斗(おりと)ちゃん(当時3)に高温のシャワーを浴びせ、殺害した罪などに問われている。

松原被告は逮捕当初、「2人で高温のシャワーで遊んでいた」と供述していた。

「オムツにうんちが引き金に…」 裁判では「熱湯浴びせた事実ない」
21日、拘置所でFNNの取材に応じた松原被告。

「2回連続でオムツにうんちをしたことが引き金になって、懲らしめてやりたいと思いました。殺してやろうとか、やけどを負わせてやろうとは思っていなかった。想定外でした」と話した。

22日に開かれた裁判で松原被告は、「熱湯を浴びせた事実はありません」などと、殺意を否認。弁護側は、傷害致死罪に留まると主張した。

一方で検察側は「全身の90%に重度のやけどがあった」と指摘。意図的に熱湯を浴びせていて、殺意があったと主張した。
(「Live News days」6月22日放送より)
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