南米のエクアドルで通夜の最中に撮影された映像。キリスト像の前に置かれているのは、76歳の女性が入った棺だ。

通夜の最中に撮影された映像。関係者が棺のふたを開けている
通夜の最中に撮影された映像。関係者が棺のふたを開けている
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なぜか関係者が棺のふたを開け、中に横たわる女性に触れている。その様子を撮影する人物から、驚きの言葉が飛び出した。

棺に横たわる女性は「呼吸をしています」
棺に横たわる女性は「呼吸をしています」

「彼女は正午過ぎから棺に入れられていましたが、生きています。呼吸をしています」

棺に入れられていた女性が、通夜の最中に息を吹き返したのだ。この奇跡はどのような背景で起きたのか。

病院で心肺停止状態となったが…口を動かして呼吸

死亡したはずの女性が、通夜の最中に息を吹き返したと報じられたのは南米・エクアドル。

76歳のベジャ・モントジャさんは、6月9日未明に脳卒中の疑いで病院へ。その後、心肺停止状態となり、医師から死亡宣告を受けた。

ベジャさんは6月9日未明、病院へ運ばれた
ベジャさんは6月9日未明、病院へ運ばれた

現地メディアによると、家族は葬儀会社から提供された棺にベジャさんの“遺体”を入れ、その日のうちに通夜を行っていた。

その日のうちに通夜を行っていたところ…
その日のうちに通夜を行っていたところ…

その最中に、ベジャさんの家族が棺の中から音がすることに気付きふたを開けたところ、亡くなったはずのベジャさんが動いていたのだ。

亡くなったはずのベジャさんが動いていた
亡くなったはずのベジャさんが動いていた
4時間近く棺の中にいたベジャさん。口を動かして呼吸をしている
4時間近く棺の中にいたベジャさん。口を動かして呼吸をしている

映像を見ても、4時間近く棺の中にいたベジャさんが、口を動かして呼吸をしているのが分かる。

ベジャさんは現在、死亡宣告を出した病院で集中治療を受けているという。

撮影者:
彼女は死亡宣告されていました。これから病院に運ばれます。本当に信じられません。

謎は解明されていない
謎は解明されていない

この奇跡について地元メディアは、ベジャさんが実際には生きているにもかかわらず外見上、生きている反応がない特殊な状態だった可能性を報じているが、謎は解明されていない。

(「イット!」6月13日放送)