「実質無料」とうたった歯科矯正治療をめぐる金銭トラブルで患者らが歯科クリニック側を訴えた集団訴訟で、新たに159人が提訴した。


この問題は、歯の矯正治療をSNSなどで宣伝すれば治療費と同額の報酬が支払われ、「実質無料」で治療ができると勧誘された患者らが、報酬が支払われなかったり健康被害が出たとして、クリニック側を提訴していたもの。


6月6日、新たに患者ら159人が提訴し、今年1月に提訴した原告数と合わせると312人になり、損害賠償の請求額は約4億5900万円に上る。

クリニック側は「訴状が送達されておらず、コメントできる状況にない」としている。
(「イット!」6月6日放送)