ウクライナの大規模な反転攻勢が、ついに始まったのだろうか。

あちこちで上がる火の手…「反転攻勢」が始まったのか?

緑が広がる大地で動く戦闘車両。

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すると、あちこちで上がる炎と煙。場所は、ウクライナ東部のドネツク州とされている。
ロシア国防省は、こんな発表を…

ロシア国防省:
ウクライナ軍が大規模な反転攻勢を開始した。

この場所には、ロシア軍の総司令官・ゲラシモフ氏もいた。
ロシア側は、「ウクライナ軍を返り討ちにした」と主張している。

週末には別の攻撃も。
場所は、ロシアが占領しているウクライナ南東部の港町。

さらに火の手は、国境の向こう側でも。
ロシア政府のベルゴロド州では、反プーチン派のロシア人部隊が活動。

5月末から攻撃が相次ぎ、住民避難が始まった。

反撃開始の“のろし”は既に上がっているのか。
世界中がその動きに注目する中、ウクライナ側はこんな映像を公開している。

人差し指を口元に当てて、「静かに」とポーズを取る兵士。

さらにこんなメッセージも…

ウクライナ側:
沈黙を愛する計画だ。 開始のアナウンスはない。

一方、ゼレンスキー大統領は2日、記者たちにこんな回答をしている。

ウクライナ ゼレンスキー大統領:
これは映画ではないから、具体的な時期について話すことはできない。 ただ、ロシアのテロリストたちは、侵略された我々の領土が解放される様子を見ることになるだろう。

ウクライナ情勢は、沈黙のうちに大きく動き始めている可能性がある。

(「イット!」 6月5日放送より)